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小田原観光を日帰り電車で!小田原人が指南します!

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北條早雲公の像
北条早雲銅像(小田原駅西口)

小田原への日帰り旅行を検討中のみなさん、どこへ行けば良いか迷っていませんか? 電車でのアクセス方法や、どの駅で降りるのが最適か、悩んでいる方もいるかもしれません。短い時間で小田原のグルメや名所を効率的に楽しみたいという方に、地元民である筆者がおすすめの日帰り電車コースをご紹介します。この記事を読むことで、小田原旅行がより充実したものになるでしょう。

小田原は神奈川県西部に位置し、歴史と自然が豊かな街として知られています。小田原城や趣のあるかまぼこ通りといった観光名所はもちろんのこと、新鮮な魚介類や地元ならではの特産品も堪能できます。さらに、小田原は東京から電車で約1時間とアクセスも便利です。都心からの日帰り旅行にも適しており、週末には多くの観光客で賑わいます。歴史的な名所旧跡を巡ったり、地元のグルメを味わったりと、小田原ならではの魅力を満喫できるでしょう。

小田原を一日ですべて巡るのは難しいかもしれません。しかし、「小田原に何度も来られない」「電車と徒歩で効率的に観光したい」という方のために、特におすすめのスポットを厳選しました。

小田原を訪れるみなさんへ。旅行会社の記事にあるような、あれもこれも詰め込んだ周遊コースはおすすめしません。長年小田原に住んでいる筆者が、本当に良いとっておきの場所を1つだけ厳選しました。

小田原の魅力を最大限に味わえる、電車と徒歩での日帰り観光スポットを厳選してご紹介します。「小田原観光の参考になれば」という思いで、この記事を作成しました。小田原の旅を満喫してください。

目次

小田原観光を日帰り電車で!『根府川駅』で絶景を観よう!

【小田原・湯河原】アソビューで探す!最高の体験&遊び

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芸能人タモリが選んだ小田原の絶景資産を観てみよう!

根府川駅のホームから見える海と空
根府川駅上りホームより

小田原から東海道線に乗車し、約10分で根府川駅に到着します。根府川駅は、タモリさんが選んだ「日本の絶景100選」にも選ばれている絶景スポットです。ただし、この駅には悲しい歴史があります。関東大震災の際、地滑りと土石流が発生し、列車とホームが海へと流されてしまったのです。その災害の痕跡が、今もなお根府川駅には残されています。

根府川駅は、過去に自然災害の脅威に見舞われた場所に位置しながらも、その歴史を感じさせないほどの絶景を楽しめる特別なスポットです。特に海に最も近い下りホームからは、広大な相模湾、美しい江の島、そして真鶴半島や伊豆諸島まで見渡せる、息をのむようなパノラマビューが広がります。天候に恵まれた日には、どこまでも続く青い海と空が織りなす、鮮やかなコントラストは、訪れる人々を魅了してやみません。自然の力と、そこから立ち上がった人々の歴史を感じながら、この素晴らしい景色を堪能できる場所です。

海が見える駅のホームに停車中の電車
根府川駅下りホーム(撮影限界地)

根府川駅の下りホームから望める絶景ですが、いくつか注意していただきたい点がございます。下りホームの小田原方面に進むと、ホームの幅が狭くなっている箇所があります。 根府川駅は無人駅であり、駅員による監視はありません。しかし、有人駅からのカメラ監視が行われており、安全上の観点から小田原方面の13号車以降は立ち入り禁止、撮影も禁止となっております。「ルールを守ってこそ、美しい景色を楽しめる」というものです。 安全のため、定められたルールとマナーを遵守し、根府川駅からの絶景をお楽しみください。

小田原観光を日帰り電車で!『早川駅』から漁港の魚を堪能しよう!

【小田原・湯河原】観光スポット完全ガイド!定番から穴場まで

小田原漁港と小田原魚センターを探索しよう!

小田原と書かれた白い灯台
小田原漁港にある小田原提灯

根府川駅から東海道線に乗り、約5分で早川駅へ到着します。早川駅から歩いて5分ほどの場所に小田原漁港があります。小田原漁港は、神奈川県内でも有数の水揚げ量を誇る漁港であり、相模湾で獲れた新鮮な魚介類が豊富に揃っています。 漁港内には、小田原さかなセンターという直売所や食事処があり、地元で水揚げされた魚介類や加工品を購入できます。新鮮な魚介を使ったバーベキューも楽しめます。

小田原さかなセンター店舗外観
小田原さかなセンター
魚介類が並ぶ市場の風景
魚を選んでバーベキューできます

小田原漁港に位置する「魚市場食堂」は、地元で獲れた新鮮な魚介を使った料理を手頃な価格で楽しめる人気店です。地元住民として、魚市場食堂での食事が小田原の魅力を体感できる機会だと考えています。

魚市場の食堂外観
魚市場食堂
定食屋の豊富な手書きメニュー
魚市場食堂の人気の小田原丼

『漁港の駅 TOTOCO小田原』で休憩をしよう!

小田原漁港の駅TOTOKO外観
漁港の駅 TOTOCO小田原

小田原漁港から歩いて約3分、早川駅から熱海方面へ向かって歩いて5分ほどの場所に、「漁港の駅 TOTOCO小田原」という観光施設があります。

小田原漁港プリンのショーケース
小田原漁港プリン
店内のカマスのフライのぼり
かます棒

小田原漁港に隣接する漁港の駅 TOTOCO小田原は、お土産や水産加工品の販売、休憩スペース、食事処などを備えた観光施設です。小田原ならではのお土産として、「小田原漁港プリン」や「かます棒」が人気を集めています。小田原へお越しの際は、ぜひお立ち寄りいただき、ご堪能ください。地元民である筆者もおすすめします。

冷蔵ケースに並んだ小田原の干物
小田原の地魚販売
スーパーの野菜売り場
地域の野菜も沢山あります

小田原観光を日帰り電車で!『小田原駅』から城下町を探索しよう!

【小田原・湯河原】観光スポット完全ガイド!定番から穴場まで

小田原名産『かまぼこ』のかまぼこ通りへ行ってみよう!

小田原宿なりわい交流館の外観
小田原宿なりわい交流館

早川駅から東海道線に乗車し、約5分で小田原駅に到着します。小田原駅からは、「小田原宿なりわい交流館」へ向かいましょう。駅から徒歩約15分です。徒歩での移動が難しい場合は、「レンタサイクル」を利用すると便利です。

小田原レンタサイクル案内チラシ
レンタサイクル詳細

利用料金(1日)

  • 小田原駅東囗駐車場(Tel:070-5456-2288) 9:00▶16:30(最終貸出 15:30)普通自転車500円 電動アシスト自転車1000円
  • 観光交流センター(Tel:080-6794-21899.30▶16:30(最終貸出 15:30)クロスバイク1000円 電動アシスト自転車1000円
  • 早川臨時観光案内所(Tel:080-6794-3658) 9:30▶15:30(最終貸出 15:00)土日祝日のみ電動アシスト自転車1000円
小田原のレンタサイクル受付入り口
レンタサイクル貸し出し所(ウメコ)

小田原駅周辺の観光には、レンタサイクルが最適です。自転車であれば、徒歩での移動に比べて、より広範囲を効率的に見て回ることが可能です。ゆっくりとしたペースでも十分に楽しめるでしょう。

小田原駅東口から海側へ向かうと、小田原宿なりわい交流館が見えてきます。こちらで一息つき、小田原観光マップなどのパンフレットを手に入れてください。

赤い傘が飾られたお店の入り口
なりわい交流館で休憩

小田原宿なりわい交流館の南側に位置するのが、通称「かまぼこ通り」です。ここは、小田原の名産品であるかまぼこを扱う店が立ち並ぶエリアであり、全国的に有名なかまぼこ店の本店が9軒も集まっています。小田原ならではの味を求めるなら、ぜひこの通りを訪れてみてください。

かまぼこ通りを示す木の看板がある街並み
かまぼこ通り

小田原に来たら、化学調味料不使用の安心なかまぼこはいかがですか。小田原名物の「小田原おでん」や食べ歩きにぴったりの「じねんじょ棒」もおすすめです。お土産には、歴史と伝統の「伊勢屋の和菓子」もぜひ。

小田原食べ歩き名物のお店外観
じねんじょ棒で小田原感
アツアツの揚げかまぼこと温かいお茶
じねんじょ棒
小田原の和菓子屋伊勢屋の外観
小田原和菓子の有名店『伊勢屋』

小田原おでんは、この地域ならではの味として親しまれています。春には小田原城址公園で「おでんサミット」というイベントが開催され、全国各地のおでんが集まります。小田原おでんも毎年このイベントに出店しています。

お店の入り口の風景
小田原おでん本店
小田原おでんランチメニュー
小田原おでんランチメニュー

早川港とは異なる趣を持つ小田原の魅力が、この港を訪れることで感じ取れるはずです。

小田原名物『ういろう』に触れてみよう!

白壁が美しい歴史的な建物
ういろう本店

小田原名物のういろうは、全国で唯一、小田原市に店を構えています。ういろうを和菓子として楽しむのも良いですが、本来の効能である薬としての購入もおすすめです。

ショーケースに並んだ箱入りのういろう
ういろう

小田原名物「ういろう」は、下痢や胃腸炎に効果が期待できる万能薬としても知られています。「ういろう」を販売している店舗は2軒ありますが、駅前店では薬の取り扱いはありません。かまぼこ通り近くにある本店でのみ購入できます。長年、地元民として「ういろう」を愛用している筆者からすると、本店は小田原観光において外せないスポットと言えるでしょう。

薬局のショーケース
ういろうと薬局が一緒に

小田原観光を日帰り電車で!外せない小田原観光の王道『小田原城』をみよう!

小田原の代名詞『小田原城』の天守閣へ登ってみよう!

丘の上に建つ白く見えるお城
駅裏の山から見た小田原城

小田原駅方面へ向かい、徒歩およそ10分。または、小田原駅から歩いて5分ほどで小田原城に到着します。小田原城は、戦国時代に北条氏が築いた城であり、現在は国の史跡として指定されています。城内には歴史博物館と天守閣があり、歴史博物館では、北条氏の歴史や小田原攻めについて学ぶことが可能です。

小田原城天守閣の案内板がある入口
天守閣入口
高い場所から見た街並みの風景写真
天守閣から市街地を望む

小田原城天守閣からは、小田原の城下町を一望できる絶景が広がります。城の周辺には、桜や梅が咲き誇る公園や庭園があり、四季折々の美しい景色を堪能できます。 小田原城では、年間を通して様々なイベントが開催されており、小田原の魅力をより深く体験できます。例えば、「小田原おでん祭り」では、地元の特産品であるおでんを味わうことができます。「北条五代祭り」では、戦国時代の武将である北条氏の歴史を体感できます。「小田原提灯祭り」では、小田原の伝統工芸品である提灯が街を彩ります。これらのイベントに合わせて小田原城を訪れることで、より一層旅を満喫できるでしょう。

駅直結の観光施設『ミナカ小田原』で総合的に小田原を満喫しよう!

古い建物と新しいビルが並ぶ街並み
ミナカ小田原

ミナカ小田原は、小田原駅東口からお城通りを歩いてすぐの場所に位置する複合商業施設です。2020年12月4日に開業しました。 施設は、地上14階・地下1階の「タワー棟」と、江戸時代の雰囲気が漂う「小田原新城下町」の2つのエリアで構成されています。「小田原新城下町」には、飲食店や雑貨店などが軒を連ねており、二宮金次郎の像やお城通りの景観を堪能できます。

映画二宮金次郎夫婦像
二宮金次郎像

小田原観光の締めくくりには、小田原駅に直結しているミナカ小田原が最適です。ここでは、歴史的な雰囲気を味わいつつ、食事やリラックスできる空間を電車の出発時間に合わせて楽しめます。お土産選びにも最適な場所であり、旅の思い出を振り返りながら、最後まで小田原を満喫できるでしょう。

和風の建物が並ぶカフェのテラス席
ミナカ小田原のフードコート

小田原では、知る人ぞ知る名物グルメ「かるびラーメン」や「鯵のから揚げ」の食べ歩きも楽しめます。また、屋上にある無料の足湯に浸かりながら、相模湾や富士山、小田原城、伊豆諸島といった景色を眺めるのもおすすめです。

かるびラーメン店の外観
かるびラーメン

ミナカ小田原は、小田原観光の最後に訪れるのにふさわしい場所です。夕暮れ時には、小田原の美しい景観をさらに堪能できます。

まとめ小田原観光を日帰り電車で!小田原人が指南します!

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道路沿いにある小田原と書かれた筒状の看板
漁港入口にある小田原提灯

小田原を日帰りで満喫できる電車の旅のコースをご紹介します。小田原には、息をのむような絶景、歴史を感じさせる史跡、そして舌鼓を打つグルメといった、数多くの魅力的な観光資源が存在します。 1日ですべての観光名所を巡るのは難しいほど、小田原は見どころ満載です。そのため、今回は時間や移動手段に制約がある中でも、訪れる方々に最大限満足していただけるよう、厳選したコースをご提案しました。 日帰りでの電車観光は、自家用車での移動と比較して、移動時間を有効活用できるだけでなく、費用も抑えることが可能です。道路の渋滞などを気にすることなく、効率的に観光を楽しめます。 この記事でご紹介したコースを参考に、小田原の街の魅力を心ゆくまでお楽しみください。今回ご紹介しきれなかったおすすめスポットも、記事の最後にリストアップしておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

鈴廣かまぼこ博物館外観
鈴廣かまぼこ博物館
駅舎に併設されたレストランのテラス席と展示車両
えれんなごっそ
小田原お堀端 万葉の湯の建物外観
万葉の湯
海へと続くコンクリートのトンネル
海への扉
江之浦測候所の石碑と門
江之浦測候所
小田原城とガンダムが描かれたマンホール
ガンダムマンホール
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