
南足柄市の「夕日の滝」は、金太郎伝説にも登場する神奈川西部を代表する名瀑です。自然を満喫できる人気スポットですが、週末や行楽シーズンは駐車場の混雑に悩まされる方も多いでしょう。
この記事では、地元民歴30年以上の私が、夕日の滝の無料駐車場・混雑回避のコツ・滝下バンガロー宿泊のリアルな情報に加え、箱根仙石原までの観光モデルコース、さらに地図とアクセス方法を詳しく紹介します。
南足柄市にある夕日の滝とは?

夕日の滝は高さ23m、幅5mの落差を誇る迫力ある滝で、夏は水遊びやキャンプ、秋は紅葉、冬は氷結と四季折々に違う表情を見せます。
「夕日が差し込むと滝が黄金色に輝く」ことからその名がついたといわれ、地元では金太郎伝説ゆかりの滝としても親しまれています。
- 夏:水遊びや避暑に人気
- 秋:紅葉と滝のコントラストが絶景
- 冬:滝が凍結し、氷瀑を鑑賞できる

夕日の滝 無料駐車場の選び方と混雑回避
滝下駐車場(約30台・徒歩3分)

- 滝に最も近い駐車場
- 上段駐車場が特に便利
- 夏は早朝に満車になるため早めの到着がおすすめ
長者橋駐車場(約20台・徒歩10分)

- 滝下が満車の場合の代替として最適
- 徒歩で滝へ向かう道中も景色が楽しめる
地蔵堂駐車場(約30台・徒歩15分)

- 距離はあるが混雑時の最後の切り札
- 静かな参道を歩きながら滝にアクセスできる
その他



- 長者橋下に数台のみ駐車可
- 有料駐車場(500円)も1か所あり、安心材料として覚えておくと便利

駐車場は基本的に無料駐車場です。繫忙期は台数が足りないこともあるので、有料駐車場、もしくは無料の地蔵堂駐車場にとめてください。
道幅が狭いので通り抜けに時間がかかり、繁忙期は混雑しやすくなります。駐車は午前中がオススメです。


夕日の滝 駐車場をGoogleマップで場所を確認
駐車場や滝の位置は、下記のGoogleマップで事前にチェックしておくと安心です。
道順は地蔵堂駐車場(遠い)→長者橋駐車場→滝下駐車場(近い)となります。バンガロー宿泊者は滝下駐車場のバンガローの横まで車で行けます。
夕日の滝 駐車場へのアクセス方法
車の場合

- 東名高速「大井松田IC」から約25分
- 小田原厚木道路「小田原西IC」から約35分
- 駐車場は無料(滝下・長者橋・地蔵堂)あり
電車+バス

- 小田急線「新松田駅」下車 → 富士急湘南バス「地蔵堂行き」約25分 → 「地蔵堂」下車 → 徒歩15分
電車+タクシー

- 小田急線「開成駅」または「新松田駅」からタクシー利用(約20分・4,000円前後)
- 大雄山線「大雄山駅」からタクシー利用(約15分・3,000円前後)
滝下バンガローの宿泊情報


滝下駐車場に隣接するバンガローは、夕日の滝を最も近くで楽しめる宿泊施設です。
- 料金:1棟3,000円(大人2名+子供2名などファミリーもソロも一律)
- テント設営:1張り1,000円
- チェックイン/アウト:15:00/10:00
- 設備:炊事場・シャワー・トイレ・ゴミ回収あり
- 予約方法:電話予約制、現金払いのみ
- 魅力:夜は滝の音を聞きながら眠り、朝は「金太郎の力水」でリフレッシュ


モデルコース:夕日の滝と箱根仙石原を1日で楽しむ


午前中は南足柄市の「夕日の滝」で自然散策を楽しみましょう。駐車場に車を停め、滝壺までの散歩道を歩くだけで森林浴気分が味わえます。夏なら水遊び、秋なら紅葉、冬は氷瀑と季節ごとの魅力を楽しめるのがポイントです。
昼食は滝周辺でお弁当を広げるもよし、南足柄市街地に戻って地元グルメ(足柄牛や名物の「天狗そば」など)を堪能するのもおすすめ。
午後は「はこね金太郎ライン」をドライブしながら、仙石原へ移動。道中は箱根の山並みを見ながらの裏道のドライブコースです(道が狭いので初心者は要注意)。
仙石原ではススキ草原や美術館巡りを楽しみ、夕方には温泉で一日の疲れを癒すのが理想的な流れです。
はつ花 大雄山駅前支店 (はつはな) – 大雄山/そば | 食べログ
大雄山 茶屋 天んぐ 仁王門本店 – 大雄山/カフェ | 食べログ
箱根仙石原で宿泊・温泉を楽しむ

夕日の滝を観光した後は、箱根仙石原での宿泊がおすすめです。仙石原は、箱根の中でも静かで落ち着いた温泉地として人気があり、名湯と自然をゆっくり味わえます。
- 宿泊の魅力
- 白濁した「にごり湯」の温泉宿が豊富
- 美術館やススキ草原など観光スポットが徒歩圏内に点在
- 静かな環境で家族旅行やカップル旅行に最適
宿泊予約は大手サイトを利用するとお得に予約できます。
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また、「宿泊まではしないけど温泉だけ楽しみたい」という方には日帰り温泉がおすすめ。
仙石原には、立ち寄り湯が可能な施設も多く、旅の最後にリフレッシュできます。


周辺観光スポットまとめ(関連記事リンク)










夕日の滝や箱根仙石原を訪れる際は、周辺観光スポットもあわせて巡るとより充実した旅行になります。以下に関連記事をまとめましたので、プラン作りにぜひ参考にしてください。
箱根エリアでは、美術館やグルメも充実しており、自然観光と文化体験を組み合わせることで大人から子どもまで楽しめる旅になります。
まとめ:夕日の滝と箱根仙石原を組み合わせた贅沢プラン

夕日の滝で自然と涼を感じ、午後は箱根仙石原へドライブ、夜は温泉宿に宿泊──そんな流れはまさに贅沢な1日観光モデルコースです。
周辺観光やグルメを取り入れれば、日帰りでも宿泊でも充実した時間を過ごせるでしょう。
次回の旅は、ぜひ「夕日の滝+箱根仙石原」でプランを立ててみてください。
