
「箱根元宮に行きたいけど、往復2,200円のロープウェイ代を浮かせたい」
「せっかくなら大自然を歩いて、自力で山頂の神社を目指したい」
そう考えてこの記事に辿り着いた皆様へ。神奈川県西部に35年以上住む地元民として、実際に現地を検証したネットの綺麗事抜きの残酷なリアルをお伝えいたします。
ロープウェイ以外の選択肢である「防ヶ沢ルート」は、ネット上の軽いハイキング情報だけを信じて行くと、駐車場難民になり、靴とズボンが泥まみれになり、電波もトイレもない環境で後悔することになります。
この記事では、皆様の「無駄な出費」と「悲惨な思い出」を防ぐための完全対策ガイドから、結果的にお得になる賢い立ち回り方までを暴露いたします。
箱根元宮へロープウェイ以外で行く問題点:地元民が検証した登山口のリアル
駐車場は基本的に「無し」(空き地駐車のリスク)


徒歩ルートの起点となる「防ヶ沢登山口」ですが、実際に地元民として現地を検証した結果、結論から申し上げますと専用の駐車場は存在いたしません。
道路脇にデッドスペースとなる空き地があり、辛うじて2台程度は停めることも可能ですが、あくまでもただの空き地に過ぎません。確実な駐車枠ではないため、トラブルのリスクも踏まえ、駐車には細心の注意が必要です。しっかり装備を整えてから向かっても、車を停められなければ全てが水の泡となります。
確実に損をしないための駐車・アクセス方法

無駄な労力や駐車トラブルのリスクを避けるなら、素直に芦ノ湖畔の箱根園駐車場(1回1,000円〜1,200円)に停めてそこから歩くか、そもそも車を箱根湯本など手前に置いて、公共交通機関でアプローチするのが最も確実なロジスティクスです。
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箱根元宮へロープウェイ以外の徒歩ルートで向かう罠:観光気分は厳禁!
登山自体は空いていて快適ですが、しっかりとした装備が必須です


ロープウェイを利用する観光客とは異なり、登山道自体は人が少なく、静かで快適な山歩きを楽しめるのは事実です。しかし、ハイキング感覚で登れるかと言えば、それは少し無理があります。
特に早春にかけては、南斜面(神山方面)の雪解けによって道が「グズグズの深い泥沼」と化します。スニーカーや普段着のズボンで挑むのは大変危険であり、ちゃんとした登山靴やゲイター(泥よけ)などの装備が必須となります。
携帯電波も入らず、トイレも一切ない過酷な環境

さらに重大な問題として、箱根園を出発してから山頂のロープウェイ駅に到着するまで、約3時間以上の道のりにトイレは一つも存在いたしません。加えて、ルートの途中では携帯電話の電波も圏外になる場所が多く、万が一のトラブル時に助けを呼ぶことも困難になります。
💡 地元民からの提言:軽い気持ちでの登山は厳禁です
登山道は空いていて自然を満喫できるものの、泥濘んだ道、トイレの不在、電波の不通という大きなリスクが伴います。山頂に着いたとき、ロープウェイで登ってきた綺麗でお洒落な格好の観光客の中に、泥まみれの状態で放り込まれる精神的ダメージも考慮すると、観光感覚の軽い気持ちでの登山は絶対に避けるべきです。どうしても歩く場合は、携帯トイレや防寒着などの準備を完璧に整えてください。
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箱根元宮への最適解!ロープウェイ以外の苦労を回避するお得な割引術
過酷な登山を避け、快適なロープウェイを賢く利用する裏ワザ


上記のような地元民からの提言をお読みいただき、「自分には厳しいかもしれない」「そこまで苦労したくない」と感じた方は、無理をせずに箱根駒ヶ岳ロープウェーを活用するルートへと変更しましょう。長野県の中央アルプスにあるロープウェイと名前が似ていて運休情報が混同されがちですが、箱根の駒ヶ岳ロープウェイは毎日(午前9時〜午後5時)通常運行しております。
💡 地元民のメモ:ロープウェイ代(2,200円)を安くする裏ワザ
窓口で直接購入すると大人往復2,200円ですが、以下の方法で賢く節約することが可能です。
・アソビュー!等の事前割引チケットを購入する、またはJAF会員証を提示する(10%OFFの2,000円になります)。
・すぐ下の「箱根園水族館」とセット券で購入する(通常3,800円が3,200円とお得になります)。
・隣接する「ザ・プリンス箱根芦ノ湖」等に宿泊する(宿泊者優待で1,800円になります)。
山頂の絶景とパワースポットを優雅に楽しむ


ロープウェイは毎時00分・20分・40分の「20分間隔」で出発し、片道わずか7分で標高1,327mの山頂へ到着します。山頂の天空広場からは、眼下に芦ノ湖や相模湾、そして天気が良ければ富士山を360度の大パノラマで眺めることができます。
また、山頂に鎮座する天空のパワースポット「箱根元宮」には、白馬が降り立った伝説が残る不思議な「馬降石(ばこうせき)」もございますので、ぜひ散策して探してみてください。
電波も通じない過酷なルートで疲れ果てるのではなく、すぐ隣のザ・プリンス箱根芦ノ湖や富士屋ホテルなど高品質な宿に宿泊し、優待料金でロープウェイに乗るというプランに変更するのも、ゆとりある大人の選択肢としておすすめいたします。
箱根元宮の下山後に立ち寄りたい!地元民おすすめの温泉と絶品スイーツ
冷えた体を温める「絶景日帰り温泉」で極上の癒やしを

芦ノ湖畔の冷たい風を浴びた後、あるいは過酷な山歩きで泥だらけになった後は、ロープウェイ乗り場(箱根園)のすぐ隣にある「絶景日帰り温泉 龍宮殿本館」に立ち寄るのが最高の贅沢です。富士山と芦ノ湖を同時に望む露天風呂で、冷え切った体を芯から温めてください。窓口に並ばず、事前にスマホで割引チケットを買っておくのが地元民の鉄則です。
♨️ 日帰り温泉・体験予約(混雑回避と割引)
入浴料の割引や、窓口の行列を回避する便利なスマホ電子チケット。
疲れた体にご褒美を!地元民が選ぶ絶品おやつ「3択」



温泉でさっぱりした後は、糖分補給のカフェタイムです。2026年最新の地元民おすすめスイーツを3つ厳選いたしました。その日の気分や動線に合わせて選んでみてください。
- ① 箱根チーズテラス(元箱根)
芦ノ湖畔で一休みするならここ。濃厚なチーズケーキはもちろん、寒さの厳しい時期には体が芯から温まる冬季限定のホットドリンクが観光客に大人気です。 - ② 甘酒茶屋(旧街道沿い)
江戸時代から続く老舗の茶屋。茅葺き屋根の風情ある店内で、無添加の温かい甘酒と備長炭でふっくら焼かれたお餅をいただけば、タイムスリップしたような安らぎを得られます。 - ③ 箱根バターサンド(お土産にも最適)
サクサクのサブレに濃厚なバタークリームがたっぷり挟まれた、近年話題の絶品スイーツです。帰り道に購入して車の中での贅沢なおやつにしたり、ご家族への素晴らしい手土産としても重宝します。
まとめ:箱根元宮へのアクセスはロープウェイ以外の手段より「賢い利用」が正解

「ロープウェイ代を浮かせたい」というお気持ちはよく理解できますが、駐車場確保の不確実性や、携帯電波・トイレの不在という徒歩ルートのリアルなリスクを考慮いたしますと、割引を駆使してロープウェイに乗ることが、結果的に最も安全で満足度の高い選択となります。浮いた労力と時間を利用して、山頂の絶景、極上の日帰り温泉、そして美味しいスイーツを存分にお楽しみください。皆様の箱根旅行が素晴らしいものになることを心より応援しております。

