
小田原は、城下町の歴史や海の幸が有名ですが、実はお蕎麦の名店もたくさんあります。その中でも、地元民に愛される穴場のお店が『翁庵』です。
大雄山線の穴部駅脇にあるこのお店は、昭和の雰囲気を残す居心地の良いお蕎麦屋さんです。大雄山線を利用の際に、穴部駅に下車すると『美味そうな匂い』につられるのが穴部あるあるだと思います。
そんな駅から10秒の店に行ってまいりました。今回は、このお店の魅力やメニュー、口コミなどをご紹介します。
小田原でランチを楽しむなら!地元穴場店、『翁庵』の魅力
今回の小田原周辺食べ歩きは地元でもマニアックな店になりますかね。まず観光客は訪れない穴部の聖地になります。味と雰囲気がまたいいんですよね。
県道74号線の穴部の横になります。ホームからわずか10秒で店に入れるかと。駐車場は店の南側に3台ぐらい停めれます。


店の入り口になります。穴部駅横にあるので極狭ですが 隣の部屋もあり意外に人数は入れます。


翁庵さんのメニュー表です。当然の売りは『ねぎせいろ』になりますね、筆者は、ご飯も味わいたいので『そばかつセット』にしました。メニューも豊富で出前もしていますね。
小田原でランチ『翁庵』地元に愛される蕎麦は香り高くてコシがある
『翁庵』のお蕎麦は、上質なそば粉を使用して手打ちで作られています。そのため、香りがとても豊かで、コシもしっかりと感じられます。また、つゆは自家製で、出汁の味がしっかりと効いています。冷たいお蕎麦も温かいお蕎麦もどちらも美味しいですが、特に冷たいお蕎麦は、そば粉の風味が際立っていますよ。
地元店『翁庵』の人気メニュー『そばカツセット』を食す


『翁庵』は、お蕎麦だけでなく、カツ丼や天丼などのメニューも充実しています。特にカツ丼は有名で、サクサクの衣とジューシーな肉に甘辛いタレが絡んだ絶品です。量も多くてお腹いっぱいになります。肝心の蕎麦も癖になる旨さで、ボリューム感もあります。相もりのセットもありますので、お蕎麦と一緒に楽しめます。

そばかつセットですが そばもさることながら カツ丼が美味いです。そば屋のカツ丼って甘めの出汁が効いていて ご飯が進みます。このカツ丼を食べに来ていると言っても過言でないです。
地元店『翁庵』のその他の人気メニュー
『翁庵』のその他の人気メニューの一つが、本鴨せいろです。こちらは、柔らかくてジューシーな鴨肉とネギを添えたざるそばです。鴨肉は自家製で、つゆにもしっかりと味が染み込んでいます。つゆには山椒も入っていて、ピリッとした刺激がアクセントになっています。ボリュームも満点で、大満足の一品です。
更にもう一つの人気メニューが、天ぷらのざるそばです。こちらは、大きな海老天と旬の野菜天が二つずつ付いたざるそばです。天ぷらはサクサクで揚げたてでとても美味しいです。海老天はプリプリでジューシーで、野菜天は色鮮やかで甘みがあります。天つゆに付けて食べると、さらに美味しさが増します。

高校の野球部のグランドがあるせいか 高校生からも支持されていますね 食べ終わりの際 入れ違いで高校生の大群がきていましたよ。
小田原ランチの穴場『翁庵』のまとめ
『翁庵』の営業時間は、本店は11時から15時と17時から21時まで、支店は11時から14時と17時から20時までです。定休日は火曜日です。駐車場は店横に3台です。
駅横の極狭の店に感じますが 入店してみると以外に人数が入れたり 駅前でも駐車場もあり また長い間(私が知る限り30年以上)営業を続けていて 地域の人に支持されています。 電車を降りるとホーム上で すでに蕎麦の香りがするので 車でなく電車で訪ねると 蕎麦情緒が感じられると思います。
そんな情緒の感じられる『駅横蕎麦』をぜひ一度ご堪能ください。